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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 FOMCの結果公表を警戒したドル売り先行!

  • 2020/09/17
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、FOMCの結果発表に注目が集まる中、週初からドル安基調が持続した。なお、NYダウ先物は50ドル高、日経先物は30円高で推移した。FOMC声明を前にドルは下げ幅を拡大し、8月28日の安倍首相の辞任表明後の安値105.20円を下回った。FOMCでの緩和的な金融政策の思惑から、全般的にドル売りの流れが継続した。米長期金利が0.66%台まで低下幅を広げた動きも重石となった。

 

8月米小売売上高は、前月比+0.6%と市場予想より弱い結果を受けて再びドル売りが強まった。また、前月分も下方修正された。ユーロやポンドが相場の中心となったため、ドル/円は安値圏でもみ合う展開となった。104.80円台で何度も下値を試したが、底堅く推移したことから小幅ながら反発した。FOMCの結果公表後に下押しするも104.80円台を大きく割り込めなかったので、ドルの買い戻しとなった。FFレート誘導目標は据え置き、金利見通しでは2023年までゼロ金利を維持した。パウエルFRB議長が経済回復に慎重な見方を示したことで、ドルの戻りは鈍く105.00円を挟んでもみ合う展開となった。

 

★欧米主要経済指標

・ユーロ圏・7月貿易収支:+279億ユーロ(6月:+212億ユーロ)

 

・米・9月NAHB住宅市場指数:83(予想:78、8月:78)
・米・7月企業在庫:前月比+0.1%(予想:+0.1%、6月:-1.1%)
・米・8月小売売上高:前月比+0.6%(予想:+1.0%、7月:+0.9 %←+1.2%)
・米・8月小売売上高(自動車除く):前月比+0.7%(予想:+1.0%、7月:+1.3%←+1.9%)
・米・7月対米証券投資収支・長期有価証券(株式スワップ等除く):+108億ドル(6月:+1130億ドル)
・米・7月対米証券投資全体:-887億ドル億ドル(6月:-698億ドル←-679億ドル)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は104.74-105.39円のレンジ

・FOMCの結果公表を警戒したドル売りが先行

・ECBが一段の緩和政策を進めるとの思惑からユーロの上値重い

・『国内市場法案』についてジョンソン英首相が譲歩の用意

・FIMCではFFレート誘導目標を0.00-0.25%で据え置き

・金利見通しは2023年までゼロ金利を維持

・VIX指数は25.59から26.04へ上昇

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