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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 111.00円台は滞空時間短い!

  • 2018/05/19
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場朝方の取引では、米長期金利が低下したが、ドルの反応はにぶく110.90円前後でドル高が持続した。米長期金利の低下をきっかけに利益確定売りがやや強まったが、下値の堅さを確認すると再びドル買いが優勢になった。米長期金利が持ち直す中、ドルが全般的に堅調推移した。イタリア懸念からユーロが主要通貨に対して売られた影響で、ドル・円は小幅に押し上げられた。ユーロ/ドル中心にドル買い圧力が高まり、一時111.08円と1月23日以来の高値を更新した。ただ、111円台では利食い売りが出るため滞空時間は短かった。米長期金利が低下したことで全般的なドル高が一服した。110.80-85円を割り込むと、短期筋を中心にポジション調整のドル売りが持ち込まれた。110.80円割れではストップロス絡みのドル売りも観測された。ドルの調整売りの流れが一巡し、目先は下げ渋る展開となったが、上値は重く戻りは弱い展開だった。NY時間午後になると新規材料に乏しく徐々に値動きが鈍った。

 

イタリアでは、ポピュリスト政権が誕生したが、ユーロ離脱の可能性など、政局不安がくすぶり、イタリア国債が続落し、利回りは上昇した。一方で、米国債にリスク回避の買いがはいり、米長期金利が低下したことを受けてドル売り・円買いが優勢となった。今週は週初から円安が進行したことで、週末でのポジション調整のドル売りが出やすかった。また、111円台まで円安が進んだものの、滞空時間が短く上値の重さが意識された。来週はイタリアの新政権の言動が注目され、ユーロ絡みの値動きが強まる可能性が高い。

 

★お知らせ

5月21日(月)の午後2時15分に東京MX(9チャネル)のStock Voiceに出演します。為替や株式などマーケットコメントをお伝えします。お時間がございましたらご視聴ください。放送2時間後にはYou Tubeでも視聴できます。

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