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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 107円台での上値の重さを意識!

  • 2020/08/14
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、米長期金利が0.650%台に低下となる中、ドル安の流れが持続し106.60円近辺へ下落した。NYダウ先物が下げ渋り、NY原油先物も42ドル台後半に続伸となる中、リスク選好のドル安・円安が進展した。米長期金利が0.667%付近に低下幅を縮小、英独の長期金利も持ち直しを背景に106.80円でもみ合いとなった。ワクチン期待にも支援され、リスク選好のドル安・円安の流れが進展した。

 

良好な米新規失業保険申請件数の結果を受けたものの、発表前から米金利高・円売りが進んでいたこともあり、指標発表後の動きは限定的だった。107円台乗せに苦戦の動きから調整感が台頭し、一転ドル売りが優勢となった。NYダウが55ドル安、米長期金利が0.69%から0.68%へ低下したことで、円買いが継続した。その後、クドローNEC委員長が経済成長に楽観的な見方を再表明したためドル売りも一服した。米30年債の低調な入札結果を受けて、米国債金利が上昇したことでドル買いが進展した。アップルの大型起債が伝わると米長期金利が一時0.7257%前後と6月以来の高水準を付けたためドル買いが継続した。しかし、107円台では戻り売り強く滞空時間が短く上値の重さが意識された。

 

★欧米主要経済指標

・米・先週分新規失業保険申請件数:96.3万件(予想:110.0万件、前回:119.1万人←118.6万件)
・米・失業保険継続受給者数:1548.6万人(予想:1580.0万人、前回:1609.0万人←1610.7万人)
・米・7月輸入物価指数:前月比+0.7%(予想:+0.6%、6月:+1.4%)
・米・7月輸入物価指数:前年比-3.3%(予想:-3.1%、6月:-3.9%←-3.8%)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は106.60-107.05円のレンジ

・米労働市場の緩やかな回復が示された

・節目の107.00円や前日の高値107.01円が目先の上値

・米30年債入札が不調で長期金利上昇

・アップルの大型起債報道で米長期金利上昇

・VIX指数は22.28から22.13へ低下

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