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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米金利先高観を背景にしたドル買い!
- 2021/11/12
- NYタイム
★欧州勢朝方の取引では、前日NY市場の流れを引き継ぎ、ドル全面高の流れが持続し、114.00円台でのドル上昇基調を維持した。なお、欧州株は小幅安で取引を開始した。欧州勢参入後、主要通貨に対してドル買いの動きが再開される一方、ドル/円の上昇は限定的となった。米長期金利の上昇を受けて、ドルは全面高になったものの、ベテランズデーで債券市場が休場のため、動意に乏しい展開になった。さえない英指標を手掛かりにしたドル買いの流れが一巡すると、114.00円前後で次第に動意の乏しくなった。
欧州勢のサンユウ後に進んだドル買いが一巡すると、総じて持ち高調整により上値を切り下げる展開になった。NY勢参入後に一時113.77円と日通し安値を付けたものの、下押しは限定的となった。米債券市場の休場で手掛かりは少なかったが、米金利先行観を背景としたドル高地合いは変わらずドル買いが継続した。ドル買いの動きは続き、114.10円付近まで強含んだが、日通し高値114.16円を前に足踏み状態になった。
★欧米主要経済指標
特になし
★欧州市場のポイント
・ドル/円相場は113.77-114.13円のレンジ
・米早期利上げ観測が高まる中ドル買い優勢
・EU欧州委員会は21年ユーロ圏GDP見通しを上方修正
・インフレ見通しについては21年が2.4%、22年が2.2%
・メキシコ中銀は予想通り政策金利を5.00%に引き上げ
・VIX指数は18.73から17.66へ低下