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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米金利に敏感に反応するも方向感欠く展開!

  • 2021/12/08
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場朝方の取引では、欧州主要株価指数が続騰スタートとなる中、リスク選好による円安地合いが持続しており、113.70円近辺で推移した。なお、米長期金利は1.45%台で上昇地合いを維持した。新型コロナウイルスのオミクロン株への過度の懸念後退により、欧州株は全面高、NYダウ先物も上昇しており、円売り優勢の地合いが続いた。一旦持ち高調整的なドル売りとなった。欧州のクロス円が全般さえない動きとなっていることに加え、米長期金利が低下に転じたことも相場の重石になった。

 

米長期金利が1.45%まで再び上昇していることで、米金利の動きに反応が敏感なドル買い・円売りに市場が動いた。NYダウ先物が330ドル超上昇したなどをながめ円売り・ドル買いが先行した。米長期金ンりが1.46%台まで上層したことも相場の支援材料となった。目先調整売り優勢で方向感の見えにくい展開になった。米株主要3指数ともに大幅続伸となったが、ドル/円は節目では売りが入り伸び悩んだ。低調な米3年債入札結果を受け、米長期金利が上昇するとドル買いが優勢になった。利益確定のドル売りに伸び悩んだ。

 

★欧米主要経済指標

・ユーロ圏・7-9月期GDP改定値:前年比+3.9%(予想:+3.7%、速報値:+3.7%)
・ユーロ圏・7-9月期GDP改定値:前期比+2.2%(予想:+2.2%、速報値:+2.2%)
・独・12月ZEW景気期待指数:29.9(予想:25.4、11月:31.7)
・南ア・7-9月期GDP:前年比+2.9%(予想:+3.8%、4-6月期:+19.1%←+19.3%)
・南ア・7-9月期GDP:前期比-1.5%(予想:-1.0%、4-6月期:+1.1%←+1.2%)

 

・米・7-9月期非農業部門労働生産性改定値:前期比年率-5.2%(予想:-4.9%、速報値:-5.0%)
・米・7-9月期単位労働コスト改定値:前期比年率+9.6%(予想:+8.3%、速報値:+8.3%)
・米・10月貿易収支:‐671億ドル(予想:-668億ドル、9月:-814億ドル←-809億ドル)
・米・10月消費者信用残高:+168.97億ドル(予想:+250.00億ドル、9月:+278.23億ドル←+299.13億ドル)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は113.44-78円のレンジ

・欧米金利差拡大観測に伴いユーロ売りが継続

・バイデン米大統領とプーチン露大統領による会談

・ウクライナを巡る地政学リスクが意識され欧州通貨売り

・欧米株価が大幅に上昇したことでリスク選好の円売り

・VIX指数は27.18から21.89へ低下

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