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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米早期利上げ観測高まりドル買い優勢!

  • 2021/09/29
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、米債金利が上昇幅を拡大したことを受け、NYダウ先物が100ドル超安に反落となる中、戻り売りに押され伸び悩み、111.20円近辺で売り買いが交錯した。CTA主導の米債売り・ドル買い仕掛けで上昇したものの、金利高を嫌気した欧米株価指数の下落で伸び悩む展開となった。欧州市場では、米長期金利の上昇基調でドル買いになった。米10年債利回りは1.55%、2年債利回りが0.32%へ大幅続伸する中でドル全面高の様相となった。

 

米長期金利の上昇が一服するも、7月2日に記録した年初来高値111.66円を意識した動きとなり、高止まりの展開となった。NYタイムに入ってもドル高の流れが継続した。一時111.64円と年初来高値111.66円に接近した。もっとも、上抜け阻止を狙った戻り売りや利食い売りで足踏みとなった。NYダウ下げ幅拡大でリスク回避の円買いが強まった。その後は、111.30円台で底堅い動きが続き、ドルの買い戻しが優勢になった。米7年債の入札が低調な結果となり、米長期金利が再び上昇したことでドルの買い戻しが継続した。米長期金利の上昇に後押しされ、111.60円近辺までじり高となった。

 

★欧米主要経済指標

・米・8月卸売在庫速報値:前月比+1.2%(予想:+0.8%、7月:+0.6%)
・米・8月前渡商品貿易収支:-876億ドル(予想‐873億ドル、7月-868億ドル←‐864億ドル)
・米・7月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+19.95%(予想:+20.00%、6月:+19.14%←+19.08%)
・米・7月FHFA住宅価格指数:前月比+1.4%(予想:+1.5%、6月:+1.7%←+1.6%)
・米・9月リッチモンド連銀製造業指数:‐3(予想:10、8月:9)
・米・9月消費者信頼感指数:109.3(予想:115.0、8月:113.8)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は111.17-64円のレンジ

・米FRBによる早期利上げ観測強まり米長期金利上昇

・低調な米経済指標を材料に一時ユーロ買い・ドル売り

・NYダウは一時600ドル超下落、ナスダック総合は2.8%下落

・VIX指数は18.76から23.25へ上昇

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