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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米中通商協議への先行き懸念!

  • 2019/05/08
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場朝方の取引では、米中貿易摩擦への懸念を受けた前日からのドル安・円高地合いが持続した。111.00円に上値が強く抵抗され110.60円台でのドルは軟調推移となった。中国副首相訪米の報道にも買いは続かず、欧州勢参入後は戻り売りが目立った。一時2.50%近くまで上昇していた米長期金利が2.47%台まで低下したことも嫌気された。欧州市場中盤の取引では、為替は全般もみ合い商状となった。110.50円より下の水準には買いオーダーが並んでいることもあり、一巡後はやや下げ渋った。米中通商協議の行方を見極めたいとのムードのなか、欧州株安やNYダウ先物の下落により上値の重い展開となった。

 

NYダウが200ドル超下落したため、投資家がリスク回避姿勢を強め円買いドル売りが優勢となった。米中貿易摩擦への懸念からNYダウが400ドル超下落すると、投資家がリスク回避姿勢を強めた。その後もNYダウが551ドル安、米長期金利が2.49%から2.44%まで低下したことで、リスク回避のドル売り・円買いが継続した。一旦下げ渋ったNYダウが600ドル超まで下落幅を拡大したことで110.17円付近まで下落が加速した。

 

★欧米主要経済指標

・米・3月JOLT求人件数:748.8万件(予想:735万件、2月:714.2万件←708.7万件
・米・3月消費者信用残高:+102.81億ドル(予想:+160億ドル、2月:+154.5億ドル←+151.88億ドル)

 

★欧米市場のポイント

・110.17-68円のレンジ相場

・米中通商協議への先行き懸念からリスク回避強まる

・欧米株価が大幅に下落

・欧州委員会が四半期経済予測でユーロ圏の成長率を引き下げ

・米長期金利は2.457%まで低下

・VIX指数は15.44から19.32へ大幅上昇

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