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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 バイデン氏優勢はドル売り!

  • 2020/11/07
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場の序盤の取引では、ドル売り圧力は根強く、103.40円付近で推移した。なお、NYダウ先物は42ドル安に下げ幅縮小、日経先物は20円高に小幅続伸となった。NYダウ先物が160ドル安に再反落となる中、リスク選好のドル安の動きは一巡で103.45-50円付近で小幅な値動きとなった。米大統領選で、バイデン氏の優勢が強まるのを眺め、ドルは全般弱含みとなった。このところ『バイデン氏優勢でドル売り』の構図となっており、下値を試す展開となった。欧州入り後は緩やかながらもほぼ一本調子で下落していたこともあり、一旦下げ渋り103円前半でもみ合う展開となった。

 

米10月雇用統計で、非農業部門雇用者数や失業率が予想より強い内容だったことを受け、ドルの買い戻しを誘った。FOXニュースが『トランプ氏は米大統領選の敗北を受け入れへ』と報じると買戻しが加速したが、トランプ陣営が報道を否定したことで、再びドル売りが強まった。米大統領選や米FOMC、米雇用統計と大きなイベントを立て続けにこなした週のNY終盤に差し掛かり、手控え感が強まった。トランプ米大統領から『戦いを決してあきらめない』との発言も聞かれ、先行きの不透明感がムードを重くした。

 

★欧米主要経済指標

・米・10月失業率:6.9%(予想:7.6%、9月:7.9%)
・米・10月非農業部門雇用者数:+63.8万人(予想:+58.0万人、9月:+67.2万人←+66.1万人)
・米・10月平均時給:前年比+4.5%(予想:+4.5%、9月:+4.6%←+4.7%)
・米・9月卸売在庫改定値:前月比+0.4%(予想:-0.1%、速報値:-0.1%)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は103.12-70円のレンジ

・トルコ財務相は為替介入や政策金利引き上げに否定的

・米大統領選で『バイデン氏優勢でドル売り』

・米10月雇用統計では総じて強い結果

・重要イベント通過と週末を控えたポジション調整の動き

・VIX指数は27.58から24.86へ低下

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