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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 106.46円の上値の重さを意識!

  • 2018/03/07
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

USDJPY0307

 

★欧州市場朝方の取引では、株価が堅調に推移する一方、クロス円が戻り売りに押されて前日マイナス圏に反落した。なお、アジア市場の株高を好感して欧州株は堅調に取引を開始した。欧州市場では貿易摩擦激化への根強い懸念から、米長期金利低下とともに円買いが再燃した。しかし、韓国と北朝鮮が4月の首脳会談開催で合意し、『北朝鮮は協議が続く限り、ミサイル・核実験をしないと表明』などと伝わったことを受けて、リスク回避姿勢が後退した。NYダウ先物や日経先物が上昇する中ドル買いが強まった。日経先物が360円高やNYダウ先物が180ドル超高となると106.40円台まで上げた。アジア時間に付けた高値106.46円を上抜け出来ず上値の重さが嫌気された。米株高や米長期金利上昇も一服したことで円買いが優勢になった。NYダウが120ドル超高から下げに転じたことで106円台割れまで下落した。米長期金利低下やNYダウが一時160ドル超下落したことでドル売りが優勢となった。パーデュー共和党上院議員が『トランプ米大統領は関税の見直しにオープン』との見解を示すと、米国株が持ち直したためドル円にも買い戻しが入った。NY午後に入ってからは新規材料難から106.10-20円近辺でもみ合い商状となった。

 

欧米市場では106.40円台での上値の重さが意識される展開となったことから、本日アジア時間でも同様に上値の重さが意識されそうだ。ただ、上抜けるようなら、売り方からの買戻しが入り次の段階まで上昇しやすい。下値では、105円台後半では3回下げ止まるなど、押し目買いが入っている。引けにかけては横ばいとなっていることから、アジア時間での新規材料待ちの様相となる。NYダウは高値と安値で280ドル超の値幅があり、ボラティリティがなお高いので注意が必要となる。

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