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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 リスク選好も107円台の滞空時間短い!

  • 2018/03/10
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

USDJPY0310

 

★欧州市場朝方の取引では、小動きながらも106.70円前後で堅調の流れが持続する一方、前日に加速したドル買い・欧州通貨売りは一服した。欧州市場で小動きとなり、106.70円付近で推移した。米朝首脳会談の可能性が高まる状況にも円売りは目立たなかった。欧州市場中盤の取引では、米雇用統計の発表を控え、ドルは全般小幅な値動きとなったが、米長期金利が再び上昇となったことを背景に、ドルは主要通貨に対してじり高で推移した。米雇用統計の発表を控え、ドル買いが優勢となった。米2月雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比31万3000人増となり、市場予想の前月比20万5000人増を上回ったことがわかると、アジア時間高値の106.94円を上抜け107.05円まで上げた。ただ、同時に発表された失業率が4.1%となり、市場予想の4.0%より弱かったほか、平均時給も前月比0.1%上昇となり、市場予想の前月比0.2%上昇を下回ったことで上値も限られ、106.90円前後で方向感が出なくなった。 107円台では戻り売りなどが厚く滞空時間は短かった。なお、市場では『1日の高値107.20円が上値の目処として意識されている』との指摘があった。 一旦下落したものの再び107円台トライとなったが、上値の重さが嫌気され再下落した。NYダウが一時380ドル超上昇し、日経先物が310円上げたことで円売り・ドル買いが小幅ながら出た。

 

107円台へ2度トライしたが滞空時間が短いことから上値の重さが意識された。週明けからも107円台が壁となるか注目される。NYダウが440ドル超高、日経先物も340円高で終了するなど、週明けオープニングはリスク選好の動きになる可能性が高い。ただ、107円台で上値が重いのは、本邦勢の決算に絡んだドル売り・円買いが残っている。ただ、徐々に決算絡みの円買いも進むものと思われることから、もうしばらく上値が重い展開が続く。下旬にかけては、機関投資家などの新年度入りに備えた海外投資が再開されることから、徐々に円売り・外貨買いが増えてくる。

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