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豪ドル/円は半値戻し上抜けしたが!
- 2016/04/15
- 欧州タイム
★豪ドル/円の日足では、高値86円半ばから安値79円半ばのレンジ相場をランダムウォークしている。現在一目均衡表で雲上抜けしてきているが、原油が下落していることから上値の重い展開となっている。さらに、遅行線がロウソク足にぶつかり上値抵抗ラインとなっている。3月31日直近高値の86.70円と4月7日直近安値の80.67円の半値戻し83.69円を上抜けしていることから強い上昇相場となっている。しかし、豪ドルと原油価格の相関性が高まっていることから、17日のドーハでの産油国間の増産凍結合意が出来ず、原油価格が下落するようならば豪ドルも総じて売られる展開となりそうだ。その際半値戻しで下げ止まるのかが注目点となる。一方で、増産凍結が合意されると、原油価格の上昇とともに豪ドルに買いが入りやすくなり、レンジ相場の上限を目指して上昇する可能性が高い。