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日経225は相場の節目となる基準線との攻防!
- 2021/03/04
- アジアタイム
★日経225の一目均衡表の日足では、転換線(赤線)と基準線(青線)がサポートとして意識され上昇基調が継続してきた。
その基準線の29,172円をわずかに下抜けしてきた。
転換線もわずかに下向きになっていることで、短期的に下落基調となってきている。
遅行線(緑線)も下向きになっており、9営業日後には12月8日のロウソク足に接触することで、29,400円を上抜ける回復がないと、ロウソク足の下に潜り込む展開となり、下落基調を示すシグナルとなる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを下抜けかい離幅を広げて両線とも下向きになっていることから、下押しバイアスが強いことを示している。
明確に基準線を下抜けすると、52期間の中心値である先行スパン2当日線(茶線)の28,538円が下値目処として意識される。また、雲の上限も下値目処として意識される。3月12日以降は雲が上昇することから、雲の下限を下抜ける可能性も高まる。
トレンド転換する可能性があるので、今後の動向には注意が必要である。