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ドル/円は弱い米経済指標で円買い!
- 2016/04/05
- NYタイム
★週明けの欧州市場の取引では、ドル/円は111.60円前後と前週末終値付近に持ち直した。先週後半から株式市場と為替の相関性が低下していて、FRB議長発言を受けたドル安基調が維持されている。アジアタイムまでドル売りに押された反動が出たほか、欧州株が上昇したことも相場を支えた。その後は、アジアタイムに付けた高値111.97円が目先の上値目途として意識されると徐々に売りに押された。欧米株が失速が嫌気されNY勢参入に伴いドル売りが強まった。また、米国の耐久財や労働市場情勢指数など経済指標は、総じて低調となり、改めて米FRBによる利上げペースへの慎重姿勢が後押しされドル売りが強まった。また、株強い相場の下落を嫌ったリスク回避の円買いも強まり、一時111.06円まで下落した。全般ドル安地合いが続いたがドル売りが一服すると、わずかに戻す展開になった。