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日経225と200週SMAのかい離率から分析!
- 2020/11/30
- アジアタイム
★日経225の中期トレンドを示す週足では、200週SMA(紫線)が相場のポイントになりやすい。
現在200週SMAは上向きになっていることで、中期トレンドは上昇基調が続いている。
過去の相場では、大相場では200週SMAとのかい離率は60%前後までかい離が開くと相場の天井圏になりやすい。
過去では、2006年4月7日週では57.81%まで上昇後に価格は上昇したものの、かい離率は縮小する展開となり、その後は大幅下落調整となった。また、2015年5月29日週でも58.73%まで上昇後は下落調整となっている。
現在200週SMAとのかい離率は23.12%となっていることで、かい離率からすると過熱感がないことになる。
ただ、2016年以降は、2018年1月12日の30.19%が最高となっている。そのため、30%前後での動きには注視する必要はある。
200週SMAは21,640円に位置していることから、大きな調整局面ではサポートとして意識される可能性が高い。