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メキシコペソ/円の中期トレンドは上昇基調を維持!
- 2020/11/11
- アジアタイム
★メキシコペソ/円の中期トレンドを示す週足では、大底となった4月10日週安値4.220円を起点として、9月25日週安値4.640円を結んだトレンドライン(S1)の上回って推移している。
また、上向きの13週SMA(赤線)と26週SMA(青線)を上抜けしており、中期トレンドでは上昇基調を示している。さらに、下向きとなっている52週SMA(緑線)はレジスタンスとして意識されやすいが、今週上抜けしてきた。
そして、6月5日週と6月12日週の高値である5.110円を上抜けしたことで、下値を切り上げるダブルボトムのネックラインを上抜けしたことになる。
一方で、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、やや買われ過ぎ過熱感がある中、%Dが下向きになってきている。ストキャスティクスでは、トレンドの発生中は、高水準に張り付くダマシとなることが多いので注意する必要がある。
まとめると、現状は下向きの52週SMAを上抜けしたうえ、ダブルボトムのネックラインを上抜けしたことで、上昇基調が継続している。
上値目処では、2月21日週高値6.015円と4月10日週安値4.220円の61.8%戻し5.329円、白銀比率70.7%戻し5.489円、76.4%戻し5.591円や全値戻しの6.015円が目標値となる。
ただし、ネックラインを下抜けたうえ52週SMAを再び下抜けするようなら、一旦の上抜けがダマシになった可能性が高まるので注意が必要である。
下値では、13週SMAや26週SMAが一旦の下値目処となりやすい。S1を下抜けするようなら、下落基調へ転換したことになる。