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ドル/円は120ヵ月SMAの節目攻防!
- 2020/11/09
- アジアタイム
★ドル/円の長期トレンドを示す月足では、2015年6月高値125.85円を起点として2018年10月高値114.55円を結んだトレンドライン(R1)に上値を抑えられ上値を切り下げる下落基調が継続している。
また、12ヵ月SMA(赤線)が24ヵ月SMA(青線)を下抜けており両線とも下向きとなり、240ヵ月SMA(茶線)を下抜けしたことで下落基調となっている。
さらに、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを下抜け両線ともかい離幅を広げながら下向きで、下押しバイアスが強いことを示している。
よって、ドル/円は下落基調を強めているが、今までも相場の節目となった120ヵ月SMA(緑線)の102.99円が下値目処として意識される。
120ヵ月SMAを下抜けすると、大きな心理的な節目となる100円が視界に入る。また、2016年6月安値98.98円も下値目処として意識される。
現在は下値目処を探る展開となっており、120ヵ月SMAで下げ止まるか大きな節目にある。