★欧州市場序盤は、欧州株が全面安だがドル/円の値幅は狭く、111.40円前後でもみ合い相場となった。その後欧州株が切り返したことや原油価格も下げ渋ったことでドルは底堅い展開になった。ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁が『4月か6月に利上げする可能性がある。』などと述べたことが伝わると、米長期金利の上昇したことで円売り・ドル買いが強まった。しかし、22：30分過ぎに一時高値111.86円まで値を上げたものの、2月米中古販売件数が年率508万件となり、市場予想の531万件を下回ったことで上げ幅を縮めた。ロックハート米アトランタ連銀総裁が『利上げは早ければ4月のFOMCで正当化される』と発言したことでドルは下げ止まった。米長期金の上昇をながめ円売り・ドル買いが進行し、05：55には111.97円まで上昇した。