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ドル/円欧米タイム市場動向!
- 2016/03/19
- NYタイム
★欧州市場の朝方の取引では、ドルは対欧州通貨を中心にやや持ち直したが、ドル/円の戻りは限定され前日NYタイム市場付近でもみ合い相場となった。 欧州株は切り返し米国株高が観測されるなか、ドル・円は11.30円台付近でもみ合い相場が続いた。ただ、FRBによる利上げペースの鈍化を受けたドル売り基調に変わりはなく、NY原油価格が39.90ドル付近から一時40.68ドルまで急反発したが、市 場ではリスク選好的な動きは広がらず、ドル・円は111.40円台で小動きとなった。米国の3月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報)が予想外に悪化したため、ドル売りが優勢となった。その後、ブラード米セントルイス連銀総裁が『原油の影響を除けばインフレは目標に近い』との発言や米国株の上げ幅拡大につれてドル買い・円売りが再燃した。結局、新規材料難のなか、ニューヨークタイム午後に入り値動きが細った。日本の3連休を前に大きな方向感が出にくい面もあった。 4時過ぎに一時111.75円と日通し高値を付けた。原油安を背景に対資源国通貨中心にドル高が進むと、円に対してもドル買いが入った。