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ドル/円欧米タイム市場動向!
- 2016/03/17
- NYタイム
★欧州タイム朝方に、ドル/円でドル買い戻しの動きが強まり、ドルは一時113.75円付近に上値を伸ばしたが、114円台での上値抵抗の強さが意識されるなか、戻り売りに押され113.60円台に上昇幅を縮小した。欧州中盤の取引では、FOMCの結果を控え、ドルは全般的に小動きとなった。また、原油高への反応も薄く資源国通貨も戻り売りに押された。その後、米商務省が発表した2月住宅着工件数(季節調整済み)が年率換算で予想を上回ったことや、米労働省が発表した2月米消費者物価指数(CPI)も市場予想を上回ったことで、円売り・ドル買いが強まった。FOMCでは金の誘導目標を0.25%から0.50%の範囲に据え置くことを決めた。焦点となっていた年利利上げペースを当初想定していた4回から2回に大幅修正したことでドルが全面安の展開となった。また、イエレンFRB議長が『これまでのエネルギー安とドル高がインフレの重しになる可能性』と述べたこともドルの重しとなった。一時112.29円まで下落したが、9日安値の112.23円や1日安値112.16円が下値の戻しとして意識さえると引けにかけてはやや下げ渋った。