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ドル/円欧米タイム市場動向!
- 2016/03/15
- NYタイム
★ドル/円は、日本時間午前に114.00円まで上昇した後は徐々に値を下げる展開となった。上海総合指数が不安定な値動きとなったことや、本邦勢による年度末特有の円買いフローも続いた。欧州市場朝方の取引では、先週末に進行したリスク選好回復によるドル売り・円売りに対する調整の動きが優勢となった。欧州市場序盤の取引でも、リスク選好によるドル売り・円売りポジションを巻き戻す動きが続いた。ドルは対円を除き反発となった。原油が反落したことや、株価も伸び悩む中、円買い戻しが進展した。その後はドル高・円高の流れは一巡し、クロス円が持ち直すにつれ、ドル/円の下げも一服となったが、ドルの戻りは依然弱い展開だった。原油価格の下落幅が拡大するにつれてリスク回避の動きが継続した。米経済指標もなく、米長期金利の低下などをながめ円買い・ドル売りが小幅に入った。ただ、日銀金融政策決定会合や米FOMCの結果公表などを見極めたいとの雰囲気もあり、大きな方向感はでなかった。