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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 欧州市場休場で値動きも限定的!
- 2019/12/27
- NYタイム
★欧州市場朝方の取引では、欧州主要市場がボクシングデーの祝日で休場のため薄商いの中、円安の流れが持続し109.55円前後で推移した。なお、日経先物は20円高に小幅続伸した。欧州主要市場が休場のため、閑散取引となる中109.55円前後と日中高値付近でこう着商状となった。英国がボクシングデーの祝日で連休になり、NY市場待ちムードが広がった。ただ、年末に向けた需要からドル買いがやや優勢となった。
引き続き材料を欠いたものの、米長期金利が再び上昇したことをながめ、109.60円台までじり高となった。米国株や日経先物の上昇を受けて、リスク選好姿勢が強まり円売り・ドル買いが継続した。NHKが『北朝鮮のミサイルが落下』と訓練用の文書を誤って報じたが、報道と訂正前後の動きも限定的となった。7年債入札の好調な結果を受けて、米長期金利が低下したことでドルも軟化した。NY午後に入ると109.60円台で小動きとなった。
★欧米主要経済指標
・米・先週分新規失業保険申請件数:22.2万件(予想:22.0万件、前回:23.5万件←23.4万件)
・米・失業保険継続受給者数:171.9万人(予想:168.8万人、前回:172.5万人←172.2万人)
★欧米市場のポイント
・ドル/円は109.50∸68円のレンジ相場
・欧州主要市場がボクシングデーの祝日で休場のため値動きの乏しい展開
・米国7年債入札の好調な結果を受けて米長期金利が低下
・米中貿易摩擦緩和への期待から米国株が史上最高値を更新
・NHKの北朝鮮のミサイル落下誤報に為替相場は反応薄
・VIX指数は12.67から12.65へわずかに低下