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トルコリラ/円では200日SMAを上抜け出来ずに下落基調!

  • 2019/12/23
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

★トルコリラ/円の日足では、11月18日以降低下傾向のある200日SMA(紫線)がレジスタンスとなり、上値を抑えられ下落基調となった。

各SMAを下抜けると、その後は5日SMA(赤線)がレジスタンスとなり下押し傾向が強まっている。

ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20.80)では、売られ過ぎ域から%DがSlow%Dをわずかに上抜けしてきており、戻り基調を示している。

まとめると、トルコは利下げ傾向にあるうえ、米国との関係悪化も重石となり下落基調が続いている。また、5日SMAがレジスタンスとして意識されており、上値の重い展開となっている。下値では、10月10日の安値18.141円近辺が一旦の節目となりやすい。この安値を下抜けすると、心理的な節目となる18.00円近辺が下値目処となりやすい。

ただ、18.00円を下抜けすると、8月26日のフラッシュ・クラッシュの安値となった16.55円が意識される。

下落基調に変化がないことから、押し目買いはリスクが高まる。再び5日SMAや10日SMA(黄線)を畝受けするまでは下値模索の動きになりやすいので注意が必要となる。

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