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ドル/円は投機筋は円ショートだがテクニカル的には下押しバイアス!

  • 2019/12/12
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

★ドル/円のシカゴIMM投機筋ポジションの12月3日付けでは、対ドルでの持ち高は、円ショート(円売り・ドル買い)▼47,823枚と8週連続円ショートポジションになっている。投機筋はドルの押し目買いを継続しており、円売り・ドル買いのポジションを積み上げてきている。

一方で、テクニカル的には、11月27日に260日SMA(茶線)を上抜けしたものの、維持出来ずに12月2日には下抜ける展開となった。また、翌3日にはレジスタンスとして意識される200日SMA(紫線)を下抜ける展開となっている。その後は200日SMAがレジスタンんすとして意識され、徐々に上値を切り下げる展開となってきた。

現在は5日SMA(赤線)の108.58円がレジスタンスとして上値を抑える展開となっている。

サポートラインとして意識される75日SMA(緑線)の108.22円100日SMA(黒線)の107.81円が視界に入ってきた。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを下抜けしており、両線とも下向きとなっている。そのため、円高バイアスが強いことを示している。

 

投機筋は円ショートのポジションを積み上げてきているが、テクニカル的には上値にはレジスタンスラインが多く、円高バイアスが徐々に強くなっている。そのため、75日SMAや100日SMAを下抜けするようなら、投機筋からのポジション手仕舞いの円の買い戻しが入りやすくなる。

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