★週明けの欧州市場朝方の取引では、先週後半に加速したドル安、円安の動きは後退し、欧州通貨がドル・対円で先週末の上昇幅を縮小したことで、ドル/円の上値が圧迫されドルは軟調推移となった。欧州株式市場では弱含む指数が多くリスク回避的な円買いが強まっていたが、米原油先物価格が夕方にかけて36ドル前半まで値を下げた後、再び36ドル後半まで値を戻したことで円高が一服した。NY市場序盤では、欧州勢参入後から強まっていたドル高・円高の流れは一服した。ECBの理事会を木曜日に控えて、為替は全般にもみ合い相場。その後は、手掛かり材料に乏しいなか、米国株高が一服したことなどを嫌気したドル売りが強まった。一時113.19円まで下落した。しかし、引けにかけて株価が買い戻されたこともあり、ドル売り一服となった。