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ドル/円の上値の重いのは5週線!
- 2016/03/05
- ホットニュース
★中期的なトレンドを見る上では、週足が参考になる。前週ドル/円は、何度も上値トライするも週末終値では114円台を維持出来ずに終了した。この上値の重さは5週移動平均線(赤線:114.066円)が上値を抑えていたことが主因である。また、13週線(青線:117.469円)、26週線(緑線:119.390円)、52週線(紫線:12.588円)全てが下向きとなっていて、下落傾向を示している。
ただ、ストキャスティクススロー(パラメータ:14、3、3、20、80)では、%K:19.39、%D17.12と20%ラインを下回り『やや売られ過ぎ』まで低下してきている。
7日週の注目点では、来週末に5週線を上回って終了することが出来るかにある。
もし、15日に日銀が追加緩和した場合は、52週線が上値抵抗ラインとなる可能性があるので注意が必要だ。前回1月29日の日銀政策決定会合では『マイナス金利導入』が決定され、一旦ドル買いが強まった時には52週線が上値抵抗ラインとなり下落基調となった。52週線を上回っていた時は、下値支持ラインとなっていたが、52週線を下回ったことで、上値抵抗ラインになりやすい。