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ドル/円欧米タイム市場動向!
- 2016/03/04
- NYタイム
★日経平均株価は堅調推移が続いたが、上海総合株価指数が前日終値を挟んで不安定な値動きとなったことで、リスク選好のドル買いが弱まった。一時114.26円まで上昇したが、利益確定売りも強く上値が重くなった。欧州勢参入後は調整的なドル売りが優勢となり、113.80円付近に下押したが、週末の米雇用統計を控え、ドル押し目い買いも強く114円前後でもみ合い相場となった。前週分の米新規失業保険申請件数が27万8000件となり、市場予想の27万件より弱い結果となったことや、米長期金利の上昇幅縮小も重しとなった。その後も全般ドル売りが進んだ。2月米ISM非製造業指数が53.4となり、市場予想の53.1は上回ったが、同時に発表された1月米製造業新規受注が前月比1.6%増加となり、市場予想の前月比2.1%を下回ったこともあり、ドル売りが継続された。日経平均先物が200円超安となったことや、米長期金利が低下に転じたことでドル売りが優勢となった。ドル売りが一巡すると113.50円を挟んでもみ合い相場となった。