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メキシコペソ/円は上下放れに向かってスクイーズ!

  • 2019/10/02
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

★メキシコペソ/円のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)の日足では、バンド幅が縮小するスクイーズ方向にある。直近では7月から8月にかけてバンド幅が縮小するスクイーズとなり、その後に大きく下放れする展開となった。

ただ、何処までバンド幅が縮小したら上下に放れるかは分からないので、モメンタム系分析手法であるストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)で見てみる。現在は%DがSlow%Dを下抜け下落基調が継続しており、%D:15.57、Slow%D:25.69とやや売られ過ぎ過熱感が出てきている。そのため、下放れした場合は、さらに売られ過ぎ過熱感が強まることから、押し目買いが入りやすく下押しも浅い展開となる可能性がある。一方で、上放れする場合は、9月18日直近高値の5.596円を上抜けする可能性が高まる。その際は下値・上値切り上げとなり、上昇トレンドが強まる可能性がある。

7月-8月のスクイーズ場面では、雲の中で約1ヶ月間もみ合う展開となった後に下放れした。今回も雲の中にでもい合う展開が続いている。ただ、10月中旬から雲の厚みが徐々になくなる展開となっている。そのため、雲の抵抗が弱まり上下に放れやすくなる。

 

バンド幅が急速に収束しきており、近い将来に上下どちらかに放れる展開が予想される。特に10月中旬以降は雲の厚みも薄くなり抵抗が弱まることから、放れる可能性が高まってくる。

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