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日経225の中期トレンドは下落基調!
- 2019/05/14
- 欧州タイム
★日経225の週足では、昨年12月28日直近安値と今年3月29日安値を結んだトレンドライン(S1)を下抜けしたことで、下落基調となってきた。
5月10日週に52週SMA(緑線)、13週SMA(赤線)を下抜けしたものの、26週SMA(青線)がサポートとして意識され下げ止まる展開となっていた。ただ、今週に入って、サポートとして意識されていた26週SMAを下抜けしてきたことで、下押し圧力が強まっている。早々に26週SMAを回復しても、13週SMAの21,522円がレジスタンスとして意識されやすい。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを下抜け買われ過ぎ域から両線とも下向きとなってきており、下押しのバイアスが強まっている。
中期的トレンドはでは、下げ止まる兆しが出ていないことから、買いは様子見となる。一方で下向きバイアスが強まっていることから、売り目線となる。ただし、26週SMAや13週SMAを再び回復するようなら、再び上昇基調に戻った可能性もあるので、一旦は手仕舞いとなる。下値では200週SMA(紫線)の19,864円がサポートとして意識される。昨日の株価とPBRから逆算すると、PBR1倍割れは19,600円で0.9989倍となる。ちょうど200週SMA近辺となることからもサポートとして意識される。