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欧州市場では改めてポンド売り!
- 2016/02/22
- 欧州タイム
★欧州勢が参入により、週末に英国のロンドン市場がEU離脱の支持を表明したことで、改めて英国のEU離脱問題がポンド売り材料となっている。
16日アジア時間以降のポンド/円の60分足では、24時間線(緑:日足では1日線)が上値抵抗ラインとなり下落基調となっている。また、120時間線(赤:日足では5日線)の下に位置していることも下落基調が表している。
価格帯別出来高では162円台半ばから163円半ばで出来高が膨らんでいることで、もい一段の下落では買い方からの売りが入りやすく加速的に下落する可能性もある。
MACD(パラメータ:12、26、9)では、ゼロラインの下で横ばいとなっていて現在のところはもみ合い相場となっていることを表している。一方で、ストキャスティクススロー(パラメータ:14、3、3、20、80)では、%Kと%Dは真下を向いているほか、まだ売られ過ぎまで下落していないことからもう一段下落する可能性が高い。
今後の注目点では、上値でつかんだ買い方からのストップロスが入ると、下落基調が加速する可能性がある。また、ストキャスティクススローが、下向きを維持していることが気になる。値頃感からの買いは時期尚早な段階だ。ただ、現在の価格帯で出来高が増えてくるようだと、ストップロスを吸収、新規買いも巻き込んで反転する可能性もある。その際は、24時間線の上抜けを確認しつつ、MACDとシグナルがかい離を広げて上向きになることが必要。