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イールドスプレッドで4月23日の米国株市場を先取り!

  • 2019/04/23
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

4月22日(月)の米国3市場は、NYダウ:48.49ドル安の26,511.05ドル、S&P500:2.94ポイント高の2,907.97ポイント、NASDAQ:17.21ポイント高の8,015.27とNYダウは下落したものの、S&P500とNASDAQは上昇した。一方、米長期金利は、2.590%へ上昇(価格は下落)した。『18日付けPERと株価から逆算』して4月22日付け予想PER計算すると、NYダウ:17.64倍、S&P500:18.06倍、NASDAQ:24.71倍と、NYダウは前日比PERから低下したが、S&P500とNASDAQは前日比PERから上昇した。2011年4月21日以降の平均値は、NYダウ:15.01倍、S&P500:16.60倍、NASDAQ:21.79倍で現在3指数とも大幅に上回っている。このPERを基に22日付けのイールドスプレッドを算出すると、NYダウ:▲3.079%、S&P500:▲2.947%、NASDAQ:▲1.457%と、三指数ともにイールドスプレッドは前日比で縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。

米長期国債金利は、原油高がインフレ圧力につながるとの見方から売り(金利は上昇)が優勢となった。今週予定されている国債入札を控えて売りが出やすい状況だった。

 

昨年12月3日の高値時のイールドスプレッドを参考にする。12月3日に戻り天井となり下落基調となった。NYダウ:▲3.069%、S&P500:▲2.731%、NASDAQ:▲1.198%だった。

 

22日(月)のNYダウの予想イールドスプレッドは前日▲3.096%⇒▲3.079%となり縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。1月3日の直近割安となったイールドスプレッドの▲4.226%から1.147%に拡大(米国株に割高感)している。また、12月3日の戻り天井となった12月3日の▲3.069から0.01%へ縮小してきている。NYダウは、約半年ぶりの高値圏にあるため、利益確定の売りが出やすかった。もっとも、明日以降に発表される米主要企業の決算を見極めたいとの思惑から、相場は大きな方向感が出なかった。米国が一部の国・地域に対してイラン産原油禁輸の適用除外措置を終了することが報じられ、原油高からS&P500及びナスダック総合指数は小幅上昇に転じたものの、NYダウは、航空機メーカーのボーイング(BA)の工場での杜撰な生産体制が報じられ、軟調推移となった。個別ではナイキやトラベラーズ、ボーイングなどの下げが目立った半面、ユナイテッドヘルスやエクソンモービルなどが買われた。VIX指数は12.09から12.42へ上昇した。

 

S&P500の予想イールドスプレッドは前日▲2.980%⇒▲2.947%となり、イールドスプレッドは縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。1月3日のイールドスプレッド▲3.869%から0.922%に拡大してきている。また、12月3日の戻り天井の2.731%から▲0.216%へ縮小してきている。

 

NASDAQの予想イールドスプレッドは、前日▲1.492%⇒▲1.457%となり、イールドスプレッドは縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。1月3日のイールドスプレッド▲2.179%から0.722%に拡大してきている。また、12月3日の戻り天井の▲1.198%から▲0.259%へ縮小してきている。

 

テクニカル的には、NYダウは、5日SMAの26,472ドル、10日SMAの26,356ドルの上方に位置しており、上向きとなっていることから上昇基調が継続している。4月5日に付けた高値26,488ドルを上抜けしてきたことで、上値が重くなると利益確定売りが入りやすい。一方で18年10がt3日の史上最高値26,951ドルが次の節目として意識される。一目均衡表では、転換線の26,333ドル上抜けを維持している。また、相場の方向性を示す基準線は再び横向きとなってきている。

 

S&P500は、5日SMAの2,905ポイントまで回復してきた。また、10日SMAの2,898ポイントがサポートして意識されている。さらに、緩やかながら5日SMAと10日SMAは上向きとなっており、上昇基調は維持している。一目均衡表では転換線がサポートとして意識されている。相場の方向性を示す基準線が横向きになっており、微妙に相場の変化が出ている。

 

NASDAQは、5日SMAの7,997ポイントと10日SMA7,974ポイントがサポートラインとして意識され上昇基調を維持している。また、10日SMAが上向きは維持していることで、短期的には依然として上昇基調を維持している。一目均衡表では、転換線の7,972ポイントの上方に位置しているものの、基準線は横向きとなってきた。

 

ストキャスティクス(パラメータ:14、5、3、20、80)では、三指数とも連日過熱感が出ている。ただ、NYダウは%Kが下向きとなってきたことで、上昇の勢いは鈍化傾向となっている。また、S&P500とNASDAQは%Dが%SDを下抜けて低下傾向となり微妙に相場の変化の兆しがでている。イールドスプレッドは、12月3日の天井となったスプレッド近くまで縮小してきている。米国株高・米長期金利が上昇するようなら、12月3日のイールドスプレッドを下回る可能性が高く、下落調整に注意が必要となる。1-3月期の米企業の決算発表が本格化してきており、業績結果に一喜一憂する展開が継続する。本日はイースター休暇で休場となる。

 

2011年4月21日以降のイールドスプレッドの平均値のNYダウ:4.126%、S&P500:3.423%、NASDAQ:1.965%も下落時の節目となりやすい。

 

毎日イールドスプレッドを掲載していきますので、米国株式市場の買われ過ぎ・売られ過ぎなど過熱感の目安としてください。

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