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メキシコペソ/円は悪材料あるものの上昇基調!
- 2019/04/09
- アジアタイム
★米国からの新たな経済制裁圧力やノルウェー政府年金基金が債券投資のベンチマークからメキシコを外すなど、ペソへの売り材料はものの、上昇トレンドが継続している。原油相場の上昇が産油国通貨のメキシコペソ買いに繋がっている。そのため、悪材料を抱えているため、原油価格の動向には注意が必要となる。
メキシコペソ/円の日足では、3月28日に100日SMA(黒線)がサポートとなり、戻り基調が継続している。レジスタンスとして意識される各SMAを上抜け5日SMA(赤線)がサポートとなり上昇トレンドが継続している。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)でも%K:73.44、%D:66.39と過熱感なく両線とも上向きとなっていることで、上向きバイアスが強いことを示している。
ただ、上値の目処とすれば、3月20日高値5.915円となる。高値を付けた後に大幅に下落したことが投資家の記憶に新しいことも上値の目処として意識されやすい。
メキシコペソ/円は100日SMAが結構サポートラインとなっていることが多いことから、下落した際の下値目処として意識される。