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豪ドル/円の60分足ではネックラインの攻防!
- 2016/02/19
- アジアタイム
★2月12日以降の豪ドル/円では、120時間線(赤:日足では5日線)を下回ってきたことや、26期間先の先行スパン1・2でも、先行スパン2が上となっていることで下落基調となっている。現在重要な節目として三尊天井の2月17日17:00安値80.345円のネックラインの攻防となっている。このネックラインを確り下抜けすると、大幅下落のリスクが高まってくるので注意が必要だ。
MACD(パラメータ:12、26、9)では、MACDとシグナルがデットクロスしながら緩やかにかい離幅を広げながら下落基調となっている。ストキャスティクススロー(パラメータ:14、3、3、20、80)では、%Kと%Dが売られ過ぎとなる20%を下回って推移している。
今後の注目点では、このネックラインをこのまま下回ってしまうと、下落基調が継続する可能性が高くなるので買い方は注意が必要だ。もし、ネックラインを回復した場合でも、上値には抵抗ラインが多くあり上値の重い展開となりそうだ。
ブルームバーグは『韓国当局が急速なウォン安進行に警戒を強める』、『韓国当局は現在のドル/ウォン相場のボラティリティは行き過ぎという見解を示した』などと報じた。そのため、韓国ウォンなどのアジア通貨安が制御され、円高も小康となっている。