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イールドスプレッドで3月27日の米国株市場を先取り!

  • 2019/03/27
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

3月26日(火)の米国3市場は、NYダウ:140.90ドル高の25,657.73ドル、S&P500:20.10ポイント高の2,818.46ポイント、NASDAQ:53.98ポイント高の7,691.52と三指数ともに反発した。一方、米長期金利は、下げ過ぎからの反動で2.40%割れを回復する2.42%に上昇(価格は下落)した。『25日付けPERと株価から逆算』して3月26日付け予想PER計算すると、NYダウ:16.98倍、S&P500:17.46倍、NASDAQ:24.39倍と、三指数ともに前日比でPERは上昇した。2011年4月21日以降の平均値は、NYダウ:14.99倍、S&P500:16.59倍、NASDAQ:21.76倍で現在3指数とも大幅に上回っている。このPERを基に26日付けのイールドスプレッドを算出すると、NYダウ:▲3.469%、S&P500:▲3.307%、NASDAQ:▲1.680%と、3指数ともにイールドスプレッドは前日比で縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)となった。

米長期国債金利は、米国株の上昇で投資家心理が改善し、安全資産とされる米国債に売りが出た。ただ、2年債入札が堅調だったことが分かると買い(金利は低下)が入り下げ渋った。

 

昨年12月3日の高値時のイールドスプレッドを参考にする。12月3日に戻り天井となり下落基調となった。NYダウ:▲3.069%、S&P500:▲2.731%、NASDAQ:▲1.198%だった。

 

26日(火)のNYダウの予想イールドスプレッドは前日▲3.525%⇒▲3.469%となり縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。1月3日の直近割安となったイールドスプレッドの▲4.226%から0.757%に拡大(米国株に割高感)している。また、12月3日の戻り天井となった12月3日の▲3.069から0.400%へ縮小してきている。NYダウは、今週後半に再開する閣僚級の米中貿易協議への期待から買いが先行した。米長期金利の低下が一服し、ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融株が上昇したことも相場の追い風となった。NYダウは一時270ドル超上げた。一方、米国際貿易委員会(ITC)判事は『アップルがクアルコムの特許1件を侵害している』として、『iPhone』の一部機種の輸入禁止を勧告した。アップル株が大きく売られ、指数の上値を抑えた。VIX指数は 16.33から14.68へ低下した。

 

S&P500の予想イールドスプレッドは前日▲3.371%⇒▲3.307%となり、イールドスプレッドは拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)した。S&P500も割安感が徐々に払拭されていたが、大幅下落で修正されてきている。1月3日のイールドスプレッド▲3.869%から0.562%に拡大してきている。また、12月3日の戻り天井の2.731%から▲0.576%へ縮小してきている。

 

NASDAQの予想イールドスプレッドは、前日▲1.733%⇒▲1.680%となり、イールドスプレッドは拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)した。1月3日のイールドスプレッド▲2.179%から0.499%に拡大してきている。また、12月3日の戻り天井の▲1.198%から▲0.482%へ縮小してきている。

 

テクニカル的には、NYダウは、戻り基調となったものの、25日SMAの25,791ドルがレジスタンスとして意識され上抜け出来ず、10日SMA25,744ドルや5日SMA25,677ドルも下抜けして終了した。気迷いの『十字線』となっており、一旦下げ止まったものの気迷いムードが残っている。下値ではダブルトップネックラインとなる3月11日安値25,208ドルや200日SMA25,184ドルが意識されやすい。また、3月11日安値のネックラインを下抜けするとさらに下落調整基調が続きやすいので注意が必要となる。

S&P500は、25日SMA2,797ポイントを上回ったものの、5日SAM2,819ポイントと10日SMA2,820ポイントがレジスタンスとして意識され上抜け出来ないでいる。再び25日SMAを下抜けると200日SMAの2,756ポイントが視界に入る。

NASDAQも、25日SMAの7,593ポイントを上回っているものの、5日SMA7,707ポイントと10日SMA7,684ポイントがレジスタンスとして意識され上抜け出来ないでいる。

ストキャスティクス(パラメータ:14、5、3、20、80)では、買われ過ぎ域から、三指数ともに%Kが%Dを下抜けたことで、下落調整局面が継続している。昨日は一旦リスク選好の動きになったものの、世界的な景気減速懸念が残っていることで、基調的には下押しバイアスも根強い。

 

2011年4月21日以降のイールドスプレッドの平均値のNYダウ:4.340%、S&P500:3.619%、NASDAQ:2.086%も下落時の節目となりやすい。

 

※毎日イールドスプレッドを掲載していきますので、米国株式市場の買われ過ぎ・売られ過ぎなど過熱感の目安としてください。

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