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イールドスプレッドで3月14日の米国株市場を先取り!

  • 2019/03/14
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

3月13日(水)の米国3市場は、NYダウ:148.23ドル高の25,702.89ドル、S&P500:19.40ポイント高の2,810.92ポイント、NASDAQ:52.37ポイント高の7,643.41と三指数ともに上昇する展開となった。一方、米長期金利は、2.621%に上昇(価格は下落)した。『12日付けPERと株価から逆算』して3月13日付け予想PER計算すると、NYダウ:16.79倍、S&P500:17.43倍、NASDAQ:24.42倍と、三指数ともに上昇(割高)した。2011年4月21日以降の平均値は、NYダウ:14.98倍、S&P500:16.59倍、NASDAQ:21.75倍で現在3指数とも大幅に上回っている。このPERを基に13日付けのイールドスプレッドを算出すると、NYダウ:▲3.335%、S&P500:▲3.116%、NASDAQ:▲1.474%と、3指数ともにイールドスプレッドは前日比で縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)となった。米長期国債金利は、米国株相場の上昇を背景に安全資産とされる米国債に売りが出た。ただ、前日の米CPIに続きこの日発表の米PPIも低調だったため、FRBが当面は利上げを見送るとの観測が続いた。そのため債券相場の下値は堅かった。

 

昨年12月3日の高値時のイールドスプレッドを参考にする。12月3日に戻り天井となり下落基調となった。NYダウ:▲3.069%、S&P500:▲2.731%、NASDAQ:▲1.198%だった。

 

13日(水)のNYダウの予想イールドスプレッドは前日▲3.384%⇒▲3.335%となり縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。1月3日の直近割安となったイールドスプレッドの▲4.226%から0.891%に拡大(米国株に割高感)している。また、12月3日の戻り天井となった12月3日の▲3.069から0.266%へ縮小してきている。NYダウは、米1月耐久財受注額が予想に反して増加したことが好感されて買いが先行した。前日の米CPIに続きこの日発表の米PPIも低調だったため、FRBが当面は利上げを見送るとの観測が続いた。これも相場の追い風となり一時220ドル超上げた。ただ、トランプ米大統領が米ボーイングの新型機『737MAX』の運航停止を表明するとボーイング株が急落したため、NYダウも急速に伸び悩んだが、英議会で行われた採決で『合意なきEU離脱』が回避されたことを好感した買いが入ったため引けにかけて持ち直した。 VIX指数は13.77から13.41へわずかに低下した。

 

S&P500の予想イールドスプレッドは前日▲3.169%⇒▲3.116%となり、イールドスプレッドは縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。S&P500も連日の上昇で割安感が徐々に払拭されてきている。1月3日のイールドスプレッド▲3.869%から0.753%に拡大してきている。また、12月3日の戻り天井の2.731%から▲0.385%へ縮小してきている。

 

 NASDAQの予想イールドスプレッドは、前日▲1.516%⇒▲1.474%となり、イールドスプレッドは縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。1月3日のイールドスプレッド▲2.179%から0.705%に拡大してきている。また、12月3日の戻り天井の▲1.198%から▲0.277%へ縮小してきている。

 

テクニカル的には、NYダウは、5日SMAの25,566ドルがサポートとなり、10日SMA25,708ドルや25日SMA25,678ドルがレジスタンスとして上値を抑えた。S&P500は、10日SMAの2,782ポイントがレジスタンスとして意識されていたが、上抜けしてきた。一旦年初来高値2,817ポイントを上抜けしたものの、達成感から利益確定売りに押され高値を維持することは出来なかった。NASDAQも10日SMAの7,532ポイントを上抜け年初来高値7,644ポイントを上抜けしたが、高値を維持することはできなかった。

ストキャスティクス(パラメータ:14、5、3、20、80)では、三指数ともに%Kが%Dを上抜けしてきたことで、上昇基調が継続している。ただ、全般的に高値圏まで上昇していることから上値が重くなる可能性が高い。

 

2011年4月21日以降のイールドスプレッドの平均値のNYダウ:4.269%、S&P500:3.518%、ナスダック:1.977%も下落時の節目となりやすい。

 

毎日イールドスプレッドを掲載していきますので、米国株式市場の買われ過ぎ・売られ過ぎなど過熱感の目安としてください。

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