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日経225は6日目で100日SMAを上抜け!
- 2019/03/01
- 欧州タイム
★日経225の日足では、100日SMA(黒線)がレジスタンスとなり5日間上値を抑える展開となっていた。そのため、市場の雰囲気は上値の重さが意識されていた。しかし、前日発表された米10-12月期国内総生産(GDP)速報値や米2月シカゴ購買部協会景気指数が市場予想を上回ったことを背景に米長期金利が上昇したことで円売り・ドル買いが進行して111円台後半まで円安が進んだことが、昨日までの重たい雰囲気を打ち消した。
100日SMAを上抜けたことで、次の上値目処は260日SMA(茶線)21,979円や200日SMA(紫線)22,052円が節目となる。ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は%K:91.49、%D:91.28とかなり買われ過ぎ過熱感が出ており、いつ下落調整しても不思議では状況となっている。
下値では10日SMA(黄線)21,443円、75日SMA(緑線)21,129円、25日SMA(青線)21,055円がサポートとして意識される。また、昨年12月26日安値と2月8日安値を結んだトレンドラインもサポートして意識される一方で、下抜けするとトレンドの変化の兆しとなる。