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イールドスプレッドで2月22日の米国株市場を先取り!

  • 2019/02/22
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

2月21日(木)の米国3市場は、NYダウ:103.81ドル安の25,850.63ドル、S&P500:9.82ポイント安の2,774.88ポイント、NASDAQ:29.36ポイント安の7,459.71と、3指数とも下落となった。一方、米長期金利は、2.695%に上昇(価格は下落)した。『20日付けPERと株価から逆算』して2月21日付け予想PER計算すると、NYダウ:16.45倍、S&P500:17.17倍、NASDAQ:23.03倍と、3指数ともに前日比で下落(割安)となった。2011年4月21日以降の平均値はNYダウ:14.97倍、S&P500:16.58倍、NASDAQ:21.74倍を現在3指数とも大幅に上回っている。このPERを基に21日付けのイールドスプレッドを算出すると、NYダウ:▲3.384%、S&P500:▲3.129%、NASDAQ:▲1.647%と、3指数とともにイールドスプレッドは前日より縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)となった。米長期国債は、米中貿易協議の進展期待から安全資産とされる債券に売りが出た。また、来週の入札を控えた持ち高調整目的の売りが出たとの指摘もあった。

 

昨年12月3日の高値時のイールドスプレッドを参考にする。12月3日に戻り天井となり下落基調となった。NYダウ:▲3.069%、S&P500:▲2.731%、NASDAQ:▲1.198%だった。

 

21日(木)のNYダウの予想イールドスプレッドは前日▲3.411%⇒▲3.384%となり縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。1月3日の直近割安となったイールドスプレッドの▲4.226%から0.842%に拡大(米国株に割高感)している。また、12月3日の戻り天井となった12月3日の▲3.069から0.315%へ縮小してきている。NYダウは、2月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が2016年5月以来のマイナス圏に落ち込みや、1月景気選考指標がマイナスとなり米景気減速懸念の高まりからリスク回避目的の売りが優勢となった。景気敏感株を中心に売りが強まり、下げ幅は一時190ドルを超える場面もあった。VIX指数は14.02から14.46へ上昇した。

 

S&P500の予想イールドスプレッドは前日▲3.162%⇒▲3.129%となり、イールドスプレッドは縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。S&P500も割安感が徐々に払拭されてきている。1月3日のイールドスプレッド▲3.869%から0.740%に拡大してきている。また、12月3日の戻り天井の2.731%から▲0.398%へ縮小してきている。

 

 NASDAQの予想イールドスプレッドは、前日▲1.683%⇒▲1.647%となり、イールドスプレッドは縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。1月3日のイールドスプレッド▲2.179%から0.532%に拡大してきている。また、12月3日の戻り天井の▲1.198%から▲0.449%へ縮小してきている。

 

テクニカル的で米国株は、NYダウは、5日SMAがサポートとして意識され上昇基調を維持している。また、5日SMAと10日SMAを上向きとなっており、上昇基調は継続している。さらに、25日SMAが上抜きとなっていることから、中期的な上昇トレンドも継続している。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、高値圏で%Kが%Dを下抜けしてきており、目先は上値の重い展開となりやすい。買われ過ぎ過熱感が強まっており、%Kが下向きとなってきたことで、何時下落調整の動きになっても不思議ではない。上値では、12月3日の直近高値25,980.21ドルを上抜け出来るかが焦点となる。S&P500はNYダウ同様に5日SMAがサポートとなり下支えしている。NASDAQは、わずかに5日SMAと200日SMAを下抜けしており、再び回復出来るかが注目される。また、NYダウ同様にS&P500とNASDAQは、ストキャスティクスの%Kが下向きとなってきた。米国株全般にレジスタンスを上抜けしてきたことで、上昇基調が継続しているものの割高感があり、調整的な下落調整となっても不思議ではない。

 

2011年4月21日以降のイールドスプレッドの平均値のNYダウ:4.283%、S&P500:3.514%、ナスダック:2.061%も下落時の節目となりやすい。

 

毎日イールドスプレッドを掲載していきますので、米国株式市場の買われ過ぎ・売られ過ぎなど過熱感の目安としてください。

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