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イールドスプレッドで2月15日の米国株市場を先取り!

  • 2019/02/15
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

2月14日(木)の米国3市場は、NYダウ:13.88ドル安の25,439.39ドル、S&P500:7.30ポイント安の2,745.73ポイント、NASDAQ:6.58ポイント高の7,426.95と、NYダウとS&P500は下落したもの、NASDAQは上昇するまちまちの動きとなった。一方、米長期金利は、2.655%に低下(価格は上昇)した。『13日付けPERと株価から逆算』して2月14日付け予想PER計算すると、NYダウ:16.23倍、S&P500:17.05倍、NASDAQ:22.73倍と、NYダウとS&P500は低下(割安)したが、NASDAQは上昇(割高)となった。2011年4月21日以降の平均値はNYダウ:14.97倍、S&P500:16.58倍、NASDAQ:21.74倍を現在3指数とも上回っている。このPERを基に14日付けのイールドスプレッドを算出すると、NYダウ:▲3.506%、S&P500:▲3.210%、NASDAQ:▲1.744%と、3指数とともにイールドスプレッドは前日より拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)となった。米長期国債は、12月米小売売上高など、この日発表の米経済指標が軒並み低調となったことから、米景気の減速が懸念されて安全資産とされる債券が買われた(金利は低下)。

 

昨年12月3日の高値時のイールドスプレッドを参考にする。12月3日に戻り天井となり下落基調となった。NYダウ:▲3.069%、S&P500:▲2.731%、NASDAQ:▲1.198%だった。

 

14日(木)のNYダウの予想イールドスプレッドは前日▲3.425%⇒▲3.506%となり拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)した。1月3日の直近割安となったイールドスプレッドの▲4.226%から0.720%に拡大(米国株に割高感)している。また、12月3日の戻り天井となった12月3日の▲3.069から0.437%へ縮小してきている。NYダウは、12月米小売売上高が軟調だったことが分かると米景気の減速が懸念され売りが優勢となり一時230ドル超下げた。米中貿易協議の進展期待から買いが入り下げ渋る場面もあったが、『米中協議はあまり進展していない』との一部報道が伝わると再び上値が重くなった。もっとも、ブレイナード米FRB理事の『バランスシートの正常化は今年中に終わらせるべきだろう』とのハト派的な発言が好感されて、下値も限られた。 また、トランプ大統領が与野党が合意した予算案に署名する一方で、非常事態宣言にも署名し、早ければ来年前半にもメキシコ国境の壁建設予算を獲得する方針が伝えられた。VIX指数は15.65から16.22へ上昇した。

 

S&P500の予想イールドスプレッドは前日▲3.138%⇒▲3.210%となり、イールドスプレッドは拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)した。S&P500も割安感が徐々に払拭されてきている。1月3日のイールドスプレッド▲3.869%から0.659%に拡大してきている。また、12月3日の戻り天井の2.731%から▲0.479%へ縮小してきている。

 

 NASDAQの予想イールドスプレッドは、前日▲1.693%⇒▲1.744%となり、イールドスプレッドは拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)した。1月3日のイールドスプレッド▲2.179%から0.435%に拡大してきている。また、12月3日の戻り天井の▲1.198%から▲0.546%へ縮小してきている。

 

テクニカル的で米国株は、NYダウは、200日SMA、260日SMAがサポートとなり下げとまった一方で、5日SMAと10日SMAを上抜け短期的には上昇基調が継続している。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%Kが%Dを上抜けしてきており、回復基調となっている。ただ、上値を切り下げるダイバージェンスとなっている。S&P500とNASDAQは、200日SMAと260日SMA近辺でのもみ合い相場となっており、サポートされて再び上昇基調となるかが注目される。上昇基調は継続しているものの、米国株価指数は全体的に割高感が出てきていることから、いつ調整的な下落基調となっても不思議ではない。

 

2011年4月21日以降のイールドスプレッドの平均値のNYダウ:4.290%、S&P500:3.502%、ナスダック:2.066%も下落時の節目となりやすい。

 

毎日イールドスプレッドを掲載していきますので、米国株式市場の買われ過ぎ・売られ過ぎなど過熱感の目安としてください。

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