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イールドスプレッドで1月24日の米国株市場を先取り!

  • 2019/01/24
  • 米蔵(ヨネゾウ)

 

1月23日(水)の米国3市場は、NYダウ:171.14ドル高の24,575.62ドル、S&P500:5.80ポイント高の2,638.70ポイント、NASDAQ:5.41ポイント高の7,025.77と、3株価指数とも上昇した。一方、米長期金利はわずかに上昇して2.743%となった。『22日付けPERと株価から逆算』して23日付け予想PER計算すると、NYダウ:15.60倍、S&P500:16.73倍、NASDAQ:22.75倍と3株価指数ともに前日より上昇した。このPERを基に23日付けのイールドスプレッドを算出すると、NYダウ:▲3.630%、S&P500:▲3.234%、NASDAQ:▲1.653%と、三指数ともイールドスプレッドは前日比でわずかに縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)となった。米長期国債は米国株が高く始まったことで債券売り(利回りは上昇)が先行したものの、株価が失速すると債券相場は値を戻した。 米長期金利がわずかに上昇したものの、米国株が上昇したことでイールドスプレッドはわずかに縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。

 

NYダウの昨年の年初来底値時のイールドスプレッドを参考にする。4月2日に付けた年初来安値時のNYダウ:▲3.579%、S&P500:▲3.145%、NASDAQ:▲1.640%や、2月9日の反転時となったNYダウ:▲3.300%、S&P500:▲2.756%、NASDAQ:▲1.313%だった。

 

23日(水)のNYダウの予想イールドスプレッドは前日▲3.680%⇒▲3.630%となり縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。1月3日の直近のイールドスプレッドの▲4.226%からだいぶ縮小してきている。また、先週末4月2日の▲3.579%よりも縮小した。NYダウは、IBMやユナイテッド・テクノロジーズ、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)など米主要企業の好決算を受けて買いが先行し、一時300ドル近く上昇した。ただ、世界経済の成長減速への懸念が根強いほか、29日に予定されている大統領による一般教書演説の中止(延期)を民主党が求めるなど、連邦政府機関の閉鎖で対立が続いていることや米中関係の悪化懸念などを背景に売りが強まるとNYダウはマイナス圏に沈む場面があったが、引けにかけて再び緩やかに上昇する展開となった。VIX指数は20.80から19.52へ低下した。

 

S&P500の予想イールドスプレッドは前日▲3.254%⇒▲3.234%となり、イールドスプレッドは縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。先週末は4月2日のイールドスプレッドより縮小してきたが、わずかに縮小した。また、S&P500も割安感は残っているものの、1月3日の▲3.869%から急速に縮小してきている。

 

NASDAQの予想イールドスプレッドは、前日▲1.661%⇒▲1.653%となり、イールドスプレッドは縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。NASDAQは戻りが早かったこともあり、4月2日のイールドスプレッドを下回っていたこともあって、上げ幅は他の指数より小さかった。また、1月3日の▲2.179%から急速に縮小してきた。

 

米国株は、米企業の決算発表次第で上下に動きやすい日々が続きそうだ。3指数とも引き続き75日SMAがレジスタンスとして意識されているともあり、上値の重い展開となっている。ただ、下値では5日SMAや10日SMAがサポートとして意識されており、下押しも限定的となっている。また、米企業は決算発表を控えて、自社株買いを自粛する傾向があり決算発表明けまでは悪材料に対して市場が脆くなっている。

 

2011年4月21日以降のイールドスプレッドの平均値のNYダウ:4.418%、S&P500:3.560%、ナスダック:2.050%も下落時の節目となりやすい。

 

毎日イールドスプレッドを掲載していきますので、米国株式市場の買われ過ぎ・売られ過ぎなど過熱感の目安としてください。

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