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イールドスプレッドで1月15日の米国株市場を先取り!

  • 2019/01/15
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

1月14日(月)の米国3市場は、NYダウ:86.11ドル安の23,909.84ドル、S&P500:13.65ポイント安の2,582.61ポイント、NASDAQ:64.56ポイント安の6,905.91と、3株価指数とも下落した。一方、米長期金利はわずかに上昇して2.7003%となった。『11日付けPERと株価から逆算』して14日付け予想PER計算すると、NYダウ:15.49倍、S&P500:16.43倍、NASDAQ:22.63倍と3株価指数ともに前日より低下した。このPERを基に14日付けのイールドスプレッドを算出すると、NYダウ:▲3.753%、S&P500:▲3.383%、NASDAQ:▲1.716%と、三指数ともイールドスプレッドは前日比で拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)となった。米長期金利は買い(利回りは低下)が先行したものの、米国株の下落幅が縮小したことを背景に売り戻され(利回りは上昇)してわずかに上昇して終了した。米国株が下落した一方で、米長期金利はわずかな動きとなったことから、イールドスプレッドは拡大した。

 

NYダウの昨年の年初来底値時のイールドスプレッドを参考にする。4月2日に付けた年初来安値時のNYダウ:▲3.579%、S&P500:▲3.145%、NASDAQ:▲1.640%や、2月9日の反転時となったNYダウ:▲3.300%、S&P500:▲2.756%、NASDAQ:▲1.313%だった。

 

14日(月)のNYダウの予想イールドスプレッドは前日▲3.730%⇒▲3.753%となり拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)した。1月3日の直近のイールドスプレッドの▲4.226%からだいぶ縮小してきている。12月中国貿易統計が予想に反して輸出、輸入ともに前年比で減少したため、同国の景気減速懸念や、世界的な経済減速に発展するとの懸念が高まり米国株にも売りが先行した。米政府機関の一部閉鎖が過去最長を更新していることも投資家心理を冷やし、下げ幅は一時230ドルを超えた。 一方で、今週より始まった10-12月期決算発表を見極めたいとの思惑もあり、下値は限定的だった。中国景気の減速懸念を受けたリスク回避姿勢の強まりで、NY金先物には時間外から買いが先行。NY朝に時間外の高値を上抜けできず利食いの売りに傾いた場面はあったが、下げたところでの買い意欲は継続された。VIX指数は18.19から19.07へ上昇した。

 

S&P500の予想イールドスプレッドは前日▲3.352%⇒▲3.383%となり、イールドスプレッドは拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)した。ただ、4月2日のイールドスプレッド及び2月9日のイールドスプレッドを上回っていることから、S&P500も割安感は残っているものの、1月3日の▲3.869%から急速に縮小してきた。

 

NASDAQの予想イールドスプレッドは、前日▲1.677%⇒▲1.716%となり、イールドスプレッドは縮小した。NASDAQは戻りが早かったこともあり、4月2日のイールドスプレッドを下回ってきている。1月3日の▲2.179%から急速に縮小してきた。

 

米国株は、中国景気減速が世界景気減速に発展するとの懸念の高まりや米国の政府機関閉鎖の影響も徐々に出始めると、リスク回避の動きになりやすい。一時期の米国株の割安感も薄れてきていることから、再び下落基調となりやすことには注意が必要となる。

 

2011年4月21日以降のイールドスプレッドの平均値のNYダウ:4.417%、S&P500:3.584%、ナスダック:2.029%も下落時の節目となりやすい。

 

毎日イールドスプレッドを掲載していきますので、米国株式市場の買われ過ぎ・売られ過ぎなど過熱感の目安としてください。

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