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ユーロ/ドルの対米ドル持ち高と市場動向!
- 2016/02/10
- 欧州タイム
★シカゴIMM投機筋の対米ドルの差し引き持高を時系列で追ってみると、12月29日には▲160,550枚のショートになっていたものが、直近2月2日の持高では▲87,073枚まで減少していた。この間相場は上値を切り下げ・下値を切り上げる三角持ち合いなっていた。その間にポジション整理が進められていたことになる。
その後、大陽線を引いてユーロが上昇したことから、かなりショートポジションが整理されたものと思われ、投機筋のポジションはかなり軽くなっていると予測できる。
今晩のイエレンFRB議長の議会証言に注目が集まる。『ハト派』的な発言内容となると、一旦はユーロが買われる可能性があるものの、米国株高・原油高となるとリスク選好のユーロ売りが進む可能性がある。一方、『タカ派』的な発言となり、米国株安・原油安・長期金利低下となり、消去法的にユーロ買いが活発化する可能性も残る。