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ユーロ/ドルの対米ドルの持高!
- 2016/02/08
- ホットニュース
★1月27日から2月2日までのIMMシカゴ投機筋の対米ドルの差し引き持ち高では、約40,000枚の減少となった。大陽線前のもみ合い相場だったことが意外な感じがする。その後、ストップロスを巻き込んだと思える大陽線となっていることから、2月3日以降のユーロ売りのポジションはかなり整理されたことが予想できる。
中国の1月末の外貨準備高が2012年以来の低水準になるなど、中国人民銀行がドル売り介入が影響している。ただ、市場ではECBが3月にマイナス金利拡大などを含めた追加緩和の期待が広まっていいる以上、消去法によるユーロ買の買い戻しが強まったものと思われる。
そのため、ストップロスが一巡し市場に落ち着きが出ると、再びユーロ売りが強まる可能性がある。
ストキャスティクススロー(パラメータ:14、3、3、20、80)でも、%Kや%Dが買われ過ぎからデットクロスしてきている。市場が落ち着くと再び1.1000ドル前後まで押す可能性が高い。