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ドル/円の欧米タイム動向!
- 2016/02/06
- NYタイム
★ドル/円は、上海総合株価指数が軟調地合いとなっていたが、米1月雇用統計を控え、ドル/円は116円後半でのもみ合い相場が続いた。市場では、予想を下振れた場合にはドルは下値を模索する展開と見ていた。欧州市場では20時頃『大手米系証券からドル買いが観測されたほか、米長期金利が上昇したことが支えになった。その後米1月雇用統計が発表され、雇用悪化と失業率や平均賃金改善という強弱材料が混在したなか、NYダウ先物やNY原油先物が下げ渋り、米長期金利が上昇したことがドルの下支えとなり、一時117.49円まで上昇した。ただ、その後はNY原油が再下落したことやNYダウも下げ幅を拡大し、長期金利の上昇幅縮小で再びドル売りとなった。しかし、市場参加者が減少してくるともみ合い相場となり116.80円前後で推移した。米雇用統計直後の安値116.29円とその後の高値117.42円の38.2%押しと50%押しのレンジ相場となった。
8日週は中国が春節(旧正月)の休日となることで、中国人民元の動向や上海総合株価指数の動向に振り回されることがない。