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日経平均株価、4日続落
- 2016/02/05
- アジアタイム
日経平均株価は米雇用統計を見極めたいとするムードの中、4日続落。前日比225円40銭(1.32%)安の1万6819円59銭で取引を終えた。日銀がマイナス金利の導入を決定する前の1月26日以来の水準まで落ち込んだ。円高・ドル安方向に振れ、輸出関連株に売りが目立つ展開となった。また、長期金利が過去最低を更新し、運用環境が悪化するとの見方から金融株が下落。メガバンクがそろって昨年来安値を更新した。また、注目されるのが原油市場。イランが原油価格維持のために今月に行われる予定のOPECの臨時の閣僚級会合で協力する方針だと報道され一時は33.60ドルを付ける場面があったが、オバマ米大統領が予算教書の中で石油会社に1バレルあたり10ドルを課金する方針と伝わと一気に31.53ドルまで下げて2%超の下落。引き続き注目されるプロダクトだ。JPX日経インデックス400も4日続落し、終値は前日比173.74ポイント(1.39%)安の1万2358.86。TOPIXも4日続落し、19.84ポイント(1.43%)安の1368.97で終了。東証1部の売買代金は概算で2兆8946億円、売買高は33億8965万株。東証1部の値下がり銘柄数は1515と、全体の8割近くを占めた。値上がりは359、変わらずは62銘柄。