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ドル/円のレンジ下限75日SMAを維持できるか!
- 2018/10/29
- アジアタイム
★ドル/円の日足では、75日SMA(緑線)111.87円を下限、25日SMA(青線)112.81円が上限となるレンジ相場が10月11日以降継続している。先週末は一旦レンジ下限の75日SMAを下抜けしたものの、下ヒゲを付けて戻り基調となった。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)では、%K:29.75、%D:29.15と%Kが%Dをわずかに上抜けしてきている。
ただ、10月22日がピークとなり上値を切り下げる展開が続いており、下落基調が継続していることが気になるところである。また、5日SMA(赤線)112.16円も下向きとなっている。
本日の注目点では、75日SMAを維持出来るかが焦点となる。また戻り基調となった場合は、上値に5日SMAや10日SMA(黄線)112.32円が位置していることから、レジスタンスになるのか、それとも上抜けすることが出来るかも注目される。さらに、上値を切り下げる展開となっていることから、前週末高値112.44円も重要ポイントなる。
下値では前週末安値111.35円がサポートとして意識されやすいものの、安値を下抜けすると下値も切り下げることとなり、やや円高基調が高まりやすいので注意が必要となる。
前週末は、NYダウが296ドル下落(▼1.19%)、ナスダック総合151ポイント下落(▼2.06%)と大幅下落している。そのため、週明け日経平均株価もつれ安となり、リスク回避の動きからドル/円は下落しやすいので注意が必要となる。レンジを下抜けすると、レンジ下限の買いポジションからのストップロス売りが出やすい。