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日経225の日足では200日SMAではなく260日SMAが重要!
- 2018/10/16
- アジアタイム
★260日線は1年間365日から土曜日52日、日曜日52日、正月1日を差し引いた主要市場の1年間の営業日数となる。各国毎に祝日はあるが、他の国では市場が開いていることから市場が動いている日数となる。
日経225日足では、200日SMA(紫線)は下抜けするものの、260日SMA線(茶線)が何度もサポートとして意識され反転してきた。そのため、日経225を分析する上では、200日線よりも260日線が有効となりやすい。
昨日、260日SMAを下抜け終了したことから、本日の動向が今後の動向において重要ポイントとなっている。260日SMAは22,383円に位置しており、上抜けして終了出来るかが焦点となる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、%K:6.90、%D:14.15でかなり過熱感が出ており、反発しても不思議ではない。しかし、ストキャスティクスの弱点は、トレンド発生時には戻り売りのタイミングになり、もう一段の押しなどのダマシを発生するので、過熱感だけで判断するのは注意が必要となる。
一般的にはストキャスティクス・スローのパラメータは、14、3、3であるが、14、5、3は値動きが滑らかになり、見やすいので変えている。
260日SMAを下抜け9月7日安値22,173円をも下回ると、安値切り下げとなりトレンドが変わる兆候となるので注意が必要となる。