（本日は、米倉の代役を山口が務めます。）

★昨日の欧州市場から米国市場動向

昨日の米ドル/円相場は、エルドアン大統領が「金利は低くするべき」と発言したことからトルコ中銀の金融政策発表を控えて警戒感を強めたことでややリスクオフの円買いとなりましたが、トルコ中銀が17.75％だった政策金利を24％へ6.25％引き上げが発表されると、米ドル/円は111.66まで上昇。なお、トルコ中銀の政策金利についての市場予想は、22％（3.25％の引き上げ）でした。

その後は、米8月消費者物価指数（CPI）の各指標がそれぞれ市場予想よりも弱かったことなどから米ドル/円は111.40割れまで下落いたしましたが、米国株の上昇を受けて8月1日以来の高値となる112.07まで値を上げました。

9月14日9時現在の米ドル/円は112.00前後で取引されています。

★本日注目の経済指標

本日は、米国の名目GDPに占める個人消費のウェイトは概ね6割超、約7割と高いため、21：30に発表される米8月小売売上高（速報値）に注目です。市場予想は以下のとおりです。

・小売売上高　前月比0.4％

・小売売上高（除自動車）　前月比0.5％

・小売売上高（除自動車ガソリン）　前月比0.5％

FXと株価指数　本日の予想レンジ（PIVOTで計算 9月14日）