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米ドル/円は軟調 新興国通貨は買い戻されているが (日足チャート)

  • 2018/08/31
  • 山口
  • アジアタイム

(今週は、米蔵の代役を山口が務めます。)

本日の米ドル/円は111.040で寄り付き、日中は111円を中心に上下10銭程度で保ち合いとなっておりましたが、欧州タイムに入り欧州株の下落を受けてリスク回避の円買いにより一時は110.680まで下落いたしました。その後は買い戻され、19時現在の米ドル/円は110円台後半で小動きとなっております。

【米ドル/円 日足チャート】

※チャートはフジトミトレーダー365FX

米ドル/円の日足チャートは、一時、一目の基準線や転換線を割り込んで、上述のとおり雲の下限となる110.64付近まで下落いたしましたが、その後はやや持ち直しております。

雲の下限を割り込んで下落する場合は、200日移動平均線が意識されやすく、逆に基準線や転換線を再度上回って上昇する場合は、雲の上限が当面の目標値となります。

本日は米国市場が3連休前となるため、ポジション調整も入る可能性があり、注意が必要です。

 

【通貨の強弱(前日比)】

※東京金融取引所のデータを元にフジトミが作成

上の図は、日本円を基準に昨日の終値に対する本日19時頃の価格を強い通貨順に示したものになります。

本日は、トルコリラをはじめ、新興国通貨が買い戻され先進国通貨が売られる展開となっています。

【通貨の強弱(前月末比)】

※東京金融取引所のデータを元にフジトミが作成

上の図は7月の終値に対する各通貨の騰落率です。本日、一日で見れば、トルコリラが上昇していますが、今月1ヶ月で見れば25%以上の下落となっており、本日の動きはその反動だということがわかります。

また、今月はスイスフランや日本円、米ドルが強い通貨となっていることから、マーケットの場味はリスクオフだったということがわかります。

 

【通貨の強弱(年初来)】

※東京金融取引所のデータを元にフジトミが作成

同様に年初来の騰落率を見ると、面白いことにメキシコペソが最も強く、次いで日本円、スイスフラン、米ドルという順序になっていることからリスクオフ以外に、新興国通貨でも強弱が2極化していることがわかります。

来月以降の相場動向という観点では、やはり9月の利上げが確実視されている米ドルを中心に、先進国通貨が強く、新興国通貨は特に財政の弱い国や政治不安のある国が引き続き売られるのではないかと考えています。

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