★ドル/円は先週末の日銀政策決定会合によるマイナス金利導入を受けて、一時121.68円まで上昇した。その後は上値の重い展開が続いている。一目均衡表の日足では、雲の上限の121.80円が意識され上値抵抗ラインとなってしまった。その後も雲の下限を下抜けしてしまっている。ただ、2月4日にネジレがあり、反転するのか、それとも下落を加速するのかが注目点となる。

下値目途とすれば、52期間の中心値となる先行スパン2の119.81円近辺、転換線9日の119.05円近辺、基準線の118.82円となる。

29日からの日足ロウソク足を一本のロウソク足と考えれば、上ヒゲの長いロウソク足となる。そのため、ここでドル買いで攻めるのはリスクが高そうである。今週末5日に米1月雇用統計があり、4日のネジレの答え（反転または加速）が出る可能性が高い。