（今週は、米蔵の代役を山口が務めます。）

本日の日経225（TFX）は、米株式市場の上昇を受けて23,024円で寄り付いた後、本邦株式市場のオープンする9時に23,055まで上昇いたしましたが、その後はやや上値の重い展開で推移しています。

28日11時現在日経225（TFX）は22,987円。東証1部の値上がり銘柄数は1418、値下がり銘柄数は578、かわらずは103となっています。

日経225構成銘柄の中では、機械や建設・土木関連の資本財・サービスが買われ、生活必需品や小売がやや弱いといったところです。

【日経225（TFX）日足】

※チャートはフジトミトレーダー株365

日足チャートの一目均衡表を見ると以下２つの買いサインが昨日の終値ベースで点灯していることがわかります。

（Ａ）遅行スパンの好転（日々線を遅行スパンが上回る）

（Ｂ）均衡表の好転（基準線を転換線が上回る）

また、昨日は終値ベースで２つの直近の高値8/8の22,861円と8/1の22,908円を上回ってきており、本日の寄り付きでは7/18の高値23,019円を上回る状況でしたが、利益確定の売りにより値を戻す展開となっています。

後場にかけて、これらの水準が目先のサポートやレジスタンスとして意識されやすいものと思われます。

下段のストキャスティクスに目を向けるとSlow%K(＝%D）が80％を超えて上昇傾向で推移。本日の日足は陰線となっており、ストキャスティクスにもやや加熱感がでているため一時的なスピード調整もイメージされますが、Slow%K(＝%D）のトレンドを計るSlow%Dから乖離して上昇しているため、依然としてモメンタムは強い状態にあると読み取れます。