(今週は、米蔵の代役を山口が務めます。)

昨日の米ドル円は111円台前半での小幅な値動きとなっています。日本時間27日17時に発表された独Ifo企業景況感指数は103.6（前回発表値：101.7）と市場予想の101.9よりも強かったこともあり、欧州株が上昇。ユーロに対してドルは売られる展開となりました。

※チャートはフジトミトレーダー365FX

①ユーロに対してドルが売られたことにつられ、円に対してもドルが売られじり安で推移。ユーロ/円は1ユーロ129円割れから129円台後半まで上昇。

②ＮＹ市場が始まると米国の株式市場が底堅く推移したことなどからドルが買われ底堅い展開に。

【本日の経済指標】

20：00　プラート欧州中央銀行（ＥＣＢ）専務理事講演

22：00　6月米ケースシラー住宅価格指数

23：00　8月米リッチモンド連銀製造業景気指数

23：00　8月米消費者信頼感指数

29日　02：00　米財務省　5年債入札

【本日のポイント】

米国とメキシコのNAFTAの再交渉が大筋合意に至ったことで米国株が上昇。日本株も追随するものと考えられ、ドル円には強材料となります。一方、昨日同様に本日も本邦輸出筋の売りが警戒されます。